対象バージョン

1.12.9 以降

概要

スクリプト(またはScriptと記載)はEISSで行う処理を効率化するための機能です。スクリプトにはコマンドが記載されており、先頭行から順にコマンドを実行していきます。本資料ではスクリプトの記載方法について記述します。

基本的な記載方法

コマンドの記載には識別子を記載する必要があります。例えば、データを読み込むコマンドImpExpSaveにはcmdを行頭に記載し、末尾側に引数を記載する必要があり、

cmd ImpExpSave imp C:\XXX\XXX\BBB\data.eiss

のように記載します。cmdは以降がコマンドであることを示し、ImpExpSaveがコマンド名、impはコマンドのオプション、C:\~はオプションに対する引数となっています。

リージョンを指定して検索する

検索コマンドなどは、特定のリージョンを対象にすることができます。次のようにコマンドの前にリージョン名を記載することで検索範囲を指定できます。例えば、RegionAというリージョンを対象に検索する場合は

RegionA / cmd stringsearch s コマンドの記載
RegionA / 何を対象にすることができますか。

となります。一方でRegionA / の記載がない場合は全データを対象に検索します。

検索結果をリージョンに保存する

検索結果はEISSと同様にリージョンに記録することができます。記録する場合は上書き、追加で記載方法が異なり、それぞれ

RegionA / cmd stringsearch s コマンドの記載 -> RegionB
RegionA / 何を対象にすることができますか。 ->> RegionC

となります。

スクリプトからスクリプトを実行する

スクリプトから他のスクリプトを実行することも可能です。scriptと、対象のスクリプトを記載することで可能です。

script C:\Users\OMEGARAISON\BOX\testscript.txt

また、編集中のスクリプトとの相対パスで記載することも可能です。編集中のスクリプトが

C:\Users\OMEGARAISON\CurrentScript.txt

とした場合、

script .\BOX\testscript.txt

と記載することができます。

コマンドの種類と使用方法について

スクリプトで使用することができるコマンドはスクリプトタグに一覧で表示しています。
(以下図中赤枠内)

また、コマンドを選択し右クリックすることで使用方法を表示することができます。

参考

なし