対象バージョン

1.14.1以降

作業ファイル(.eiss)を追加する方法

これまでは、作業ファイル(拡張子が.eissのファイル)は複数合わせて開くことができませんでしたが、バージョン1.14.1では、合わせて(追加して)開けるようにしました。ここでは、追加して開く方法、追加で開くとどうなるか記載しています。

まず、前提です。次のようなデータを持った 結合確認1.eissがあるとします。

【 場所 (4) 】 
  ├ 工場 [26]
  ├ トンネル [14]
  ├ タンク [92]
  └ 道路 [5]

※【】はグループを示し、それ以外はリージョンを示しています。また、[]内の数字は、グループであれば、そのグループに属すリージョンの数、リージョンであればそのリージョンに記録されている検索結果の数になります。

一方で、次の内容の結合確認2.eiss があるとします。

【 場所 (2) 】 
  ├ 工場② [26]
  └ 道路 [15]

【 原因(3) 】
  ├ 有害物質 [7]
  ├ 化学物質 [43]
  └ 有害ガス [6]

※【】はグループを示し、それ以外はリージョンを示しています。また、[]内の数字は、グループであれば、そのグループに属すリージョンの数、リージョンであればそのリージョンに記録されている検索結果の数になります。

本ページでは、結合確認1.eiss を読込んでいる状態で、結合確認2.eiss を追加する方法について記載します。

同じリージョン名をマージして追加する方法

次の画像は、結合確認1.eiss を読込んだあとのウインドウです。

追加で読込む場合は、左ペインのインポートを選択します。

作業データ → 作業データを追加 をクリックします。

同じリージョンがある場合マージしますか?と問われるので、はいをクリック

結果、次の様になります。

【 場所 (5) 】 
  ├ 工場 [26]
  ├ トンネル [14]
  ├ タンク [92]
  ├ 道路 [30]
  └ 工場② [26]

【 原因(3) 】
  ├ 有害物質 [7]
  ├ 化学物質 [43]
  └ 有害ガス [6]

※【】はグループを示し、それ以外はリージョンを示しています。また、[]内の数字は、グループであれば、そのグループに属すリージョンの数、リージョンであればそのリージョンに記録されている検索結果の数になります。

同じリージョン名をマージせずに追加する方法

同じリージョン名をマージせずに追加すると、別々のリージョンとして扱います。ただし、リージョン名が同じであるため、後から読込んだ側のリージョン名をリネーム(末尾に(数字)を付与)します。

左ペインのインポートを選択します。

作業データ → 作業データを追加 をクリックします。

同じリージョンがある場合マージしますか?と問われるので、いいえをクリック

読込み処理後、次のような結果となります。

【 場所 (6) 】 
  ├ 工場 [26]
  ├ トンネル [14]
  ├ タンク [92]
  ├ 道路 [15]
  ├ 工場② [26]
  └ 道路(1) [15]        ← すでに”道路”リージョンがあるため、”道路(1)” として読込み

【 原因(3) 】
  ├ 有害物質 [7]
  ├ 化学物質 [43]
  └ 有害ガス [6]

※【】はグループを示し、それ以外はリージョンを示しています。また、[]内の数字は、グループであれば、そのグループに属すリージョンの数、リージョンであればそのリージョンに記録されている検索結果の数になります。